パーソナルトレーナーの仕事はAIに奪われるか?【フィットネス業界の未来予想】

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このサイトでは「パーソナルトレーナーのリアルな現実」を徹底的に暴露し、これからパーソナルトレーナーになりたい方に向けて有益な情報をお届けしています。

本記事はこんなお悩みをお持ちの方向け

悩む青年

パーソナルトレーナーの仕事ってAIに置き換わるかな?
・パーソナルトレーナーなどのフィットネス業界が今後どうなるのか心配
・パーソナルトレーナーの仕事は将来性ある?

本記事の内容
  • パーソナルトレーナーの仕事はAIに置き換わるのか【未来予測】
  • 生き残るパーソナルトレーナーとAIに奪われるパーソナルトレーナーの違い
  • AIによるフィットネス業界の変化を予想する
  • パーソナルトレーナーの将来性について

本記事の結論としては、2023年の現状から予測すると、パーソナルトレーナーの仕事はAIに置き換わりにくい仕事だと考えられます。AIなどのテクノロジーに関する専門家の意見を交えながら、本記事でさらに深掘りしていきます。

本記事の著者
ユウタ

【プロフィール】

  • 4年制体育大学卒業
  • パーソナルジム入社⇨ブラック企業で疲弊
  • パーソナルトレーナー転職成功⇨高待遇パーソナルジムへ
  • 実体験をもとに「パーソナルトレーナーのリアル」運営
  • 他の人では語れないパーソナルトレーナーのリアルな現実を暴露
目次

パーソナルトレーナーの仕事はAIに置き換わるのか【未来予測】

結論から言うと、パーソナルトレーナーの仕事はAIに代替されにくい仕事であると考えています。

理由は以下の通り。

  • 人とのコミュニケーションはAIには代替できないから
  • お客様のモチベーションの管理は人間にしかできないから
  • 補助やフォーム指導などの細かな動きはまだAIにはできないから

それぞれの内容について深掘りしていきます。

人とのコミュニケーションはAIには代替できない

AIは、正解を提示することは得意であっても、人に共感したり同情したりするようなコミュニケーションをとることは苦手です。

そして、パーソナルトレーナーの仕事は高いコミュニケーション能力が必要です。

そのため、パーソナルトレーナーの仕事はAIに代替することはできないと考えられます。

実際に、パーソナルジムに通うお客様の多くがコミュニケーションを求めています。またお客様とパーソナルトレーナーの「人と人との繋がり」で、お客様は運動を継続できているという側面もあります。

パーソナルトレーニング中の会話の例

  • たわいもない雑談話
  • 趣味や最近ハマっているものについての話
  • 仕事についての話
  • ダイエットの悩み

意外にもパーソナルトレーニング中はたわいもない話や、お客様のプライベートについての会話をすることが多いです。

上記ような話をAIとしていることを想像してみると、どうでしょうか?

正直つまらなそうですよね?

このように、人と人とのコミュニケーションは今の段階ではAIに代替することはできません。そのため高いコミュニケーションスキルが求められるパーソナルトレーナーという仕事は、AIには代替されにくい仕事だと言えます。

お客様のモチベーションの管理は人間にしかできない

パーソナルトレーナーの仕事は、お客様のモチベーションを管理しやる気を出させる必要があります。

そして、モチベーションの管理や運動をするように促すことは、AIに代替することができません

なぜなら、AIには共感する能力と経験がないからです。

具体例をあげてみるとわかりやすいです。

AIの場合

お客様:「ついつい脂っこいものを食べてしまうんですよね。」

AI:「痩せるためには脂質をコントロールする必要があります。」

パーソナルトレーナーの場合

お客様:「ついつい脂っこいものを食べてしまうんですよね。」

パーソナルトレーナー:「いやー、すごい気持ちわかります。脂っこいもの美味しいですもんね。だけど、ほんの少しだけ減らすだけでも結構変化ありますよ!〇〇さんのペースで大丈夫ですので、焦らず一緒に頑張っていきましょうね!」

いかがでしょうか?

AIは非常に機械的に感じ、パーソナルトレーナーは人間味を感じませんか?

この違いを生んでいる要因は「共感」と「経験」です。

パーソナルトレーナーはお客様の話に強く共感し、さらに自分の経験をもとにモチベーションをあげています。

そのため、上記の文章だけとってもパーソナルトレーナーの方が人間味を感じるわけです。

このように、パーソナルトレーナーはお客様のモチベーションを管理する必要があり、この仕事はAIに代替することができません

補助やフォーム指導などの細かな動きは、まだAIにはできない

AIの弱点の一つに、手先の器用さがないことや、複雑な身体動作ができないことが挙げられます。

そのため、お客様の補助をしたり細かなフォーム指導を行うパーソナルトレーナーの仕事はAIに代替できないと言えます。

ブルーカラーの仕事よりもホワイトカラーの仕事の方が厳しい話

少し話が逸れますが、ブルーカラーとホワイトカラーの仕事とAIについて簡単に触れていきたいと思います。

AIが様々な進化を遂げているなか、専門家の間で「ブルーカラーよりもホワイトカラーの仕事の方が厳しくなる」という意見が増えてきました。(参考:NewsPicks「ChatGPTは「ヒューマンインターフェース」をどう変えるか」

ブルーカラーとホワイトカラーってなに?

ブルーカラーの仕事:作業服を着て現場で肉体労働を行う

ホワイトカラーの仕事:スーツを着て頭脳労働を行う

その要因となっているのが、「人間の動きの難しさ」にあります。

人間の手の動きや動作はAIには難しく、AIだけでなくロボット技術なども必要になり、非常に複雑な機能が求められます。そのため2023年の時点では、ブルーカラーの仕事はAIに代替されるのはまだ先になりそうです。

一方でホワイトカラーの仕事は、AIが得意としている頭脳労働の分野です。ホワイトカラーの仕事の多くは肉体の動きを必要とせず、AIに代替されやすいと言えます。

このように、AIは複雑な身体の動きを行うことは苦手です。

パーソナルトレーナーの仕事では、以下のような複雑な身体の動きが必要になります。

  • お客様の微妙な体のクセを見つけて、フォームを修正する
  • お客様がぎりぎり上がるくらいの微妙な力加減で補助をする
  • 様々なトレーニングのフォームを実際に行って指導を行う

これらの動作は一般的な肉体労働と比べてみても、はるかに難しく繊細な動きであると言えます。

そのため、パーソナルトレーナーの仕事は極めてAIに代替されにくい仕事だと言えるでしょう。

生き残るパーソナルトレーナーとAIに奪われるパーソナルトレーナーの違い

この章では、今後AIが発展しても生き残れるパーソナルトレーナー像について予測していきます。

いくらパーソナルトレーナーがAIに代替されにくい仕事だとしても、この章で解説する能力がないと状況は厳しくなる可能性があると考えています。

今後もAIに代替されない生き残るパーソナルトレーナーになりたいと考えている方は必見です。

結論、生き残れるパーソナルトレーナーとAIに仕事を奪われるパーソナルトレーナーの違いは以下の通り。

  • コミュニケーション能力とキャラクター性の有無
  • 自らの経験や実体験を語れるかどうか
  • 影響力・発信力の有無

それぞれ解説していきます。

コミュニケーション能力とキャラクター性の有無

AI時代に重要な能力が「コミュニケーション能力」です。

また、人間らしい愛されるキャラクターを持っていることも重要です。

AIには人間と親密なコミュニケーションをとることはできず、人間味を感じるキャラクターは持っていません。そのため、こららの能力を持っているとAI時代でも生き残ることができるパーソナルトレーナーになれると言えるでしょう。

一方でお客様に、「コミュニケーションがつまらない」と感じさせたり、「この人好きじゃないな」と思われると危険です。

これまでは「人としてはそこまで好きじゃなくても、痩せるための知識が得られるならいいか」というお客様もパーソナルジムにいたでしょう。しかしAI時代になると、正しい知識はAIが完璧に教えてくれます

そのため今後は、「好きじゃないパーソナルトレーナーに教えてもらうくらいなら、AIで十分」というように思われる機会が増えるため、コミュニケーション能力とキャラクター性はより重要度が増すでしょう。

自らの経験や実体験を語れるかどうか

AIには経験談を語ることができません。そのため今後あらゆるジャンルで、経験をもとにした発信や商品が好まれるようになるでしょう。この特徴はパーソナルトレーナーも同様です。

以下の2人のトレーナーを比べてみましょう。

トレーナーA:「必ず痩せるダイエットの専門知識を教えます!」

トレーナーB:「−10kgを達成した私の経験をもとに、一緒にダイエットを頑張りませんか!」

AI時代に好まれるのはトレーナーBだと考えます。AIが普及すると正しい知識に価値はなくなり、経験談や実体験が好まれるようになるからです。

そのためこれからパーソナルトレーナーを目指す方は、以下のような実体験を積むのがおすすめです。

  • 自分自身でボディメイクを行う
  • ダイエットを行う
  • ボディメイクの大会に出場してみる

このように自分がボディメイクを行うことで、自らの経験をもとに指導をすることができるようになります。実体験を積んでAI時代に生き残れるパーソナルトレーナーを目指していきましょう。

影響力・発信力の有無

影響力や発信力のある個人はAI時代でも生き残ると考えられます。

影響力や発信力のある人は昔から重宝されましたが、AI時代になると「〇〇さんから教えてもらいたい」というニーズはさらに高まると予想できます。

上記でAI時代で生き残るにはキャラクターが大事だと解説しましたが、SNSは自分のキャラクターを広く発信できるツールです。

そのためSNSで知名度が上がればあなたのキャラクターも確立し、AI時代でも人気のパーソナルトレーナーになることができるでしょう。

SNSでの発信はハードルが高めですが、リスクはゼロなので、トライしてみましょう。

AIによるフィットネス業界の変化を予想する

この章ではAIによるフィットネス業界の変化を予想していきます。

AIの普及によって起こりうる変化は以下の3つです。

  • ライト層はAIフィットネスを活用する
  • フィットネスジムの監視スタッフは必要なくなる
  • フィットネスジムの受付スタッフは必要なくなる

それぞれ見ていきましょう。

ライト層はAIフィットネスを活用する

AIの普及によって、ライト層のAIフィットネスが広まると予想しています。

ここで想定しているライト層は「家で手軽に運動したい」というような人をイメージしてください。

現在このようなライト層は以下のようなサービスを使っていることが多いです。

  • オンラインフィットネス
  • オンラインヨガ
  • YouTubeの自宅トレーニング動画

しかしこれらのサービスは、AIフィットネスに代替されると考えています。

AIを使ったフィットネスでは、以下のようなことが可能になるでしょう。

  • 自分の好きな俳優や女優がまるで自分に教えてくれるかのような体験
  • あなたのレベルに合った強度・自分の好きな運動にパーソナライズされる
  • AIとの双方向のコミュニケーションが可能になる

このように、AIのフィットネスサービスは現代のオンラインフィットネスの上位互換的な立ち位置になるでしょう。

そのため、オンラインを活用したフィットネスを行っている企業や個人は、今後変化が必要になると予想しています。

フィットネスジムの監視スタッフは必要なくなる

フィットネスジムの監視スタッフは必要なくなるでしょう。

現時点ですら24時間ジムは夜間の間、無人で運営されています。

今後はこのような動きが加速し、ただ監視をしてジムエリアに立っているだけのスタッフは必要とされなくなるでしょう。

そのため、フィットネスジムのスタッフはトレーニング指導を行えたり、会員の方と楽しくコミュニケーションを取れるスタッフを目指すのが良いでしょう。

それこそパーソナルトレーナーを目指してみるのもおすすめです。

フィットネスジムの受付スタッフは必要なくなる

監視スタッフよりも早く受付のスタッフの仕事は減るでしょう。

これからは入会・退会の手続きは全てオンラインで可能になり、店舗に来たら専用の機械で手続き、支払いなどの全ての業務ができるようになることが予想できます。質問は全てAIが解答するでしょう。

コンビニのレジの店員や企業の事務作業員、受付スタッフがAIに代替されることが予想されるように、フィットネスジムの受付スタッフも代替される可能性が高いです。

パーソナルトレーナーの将来性について

パーソナルトレーナーの将来性は高い

ここまで解説してきたように、パーソナルトレーナーの仕事はAIに代替されにくく、将来性のある仕事だと言えるでしょう。

近年AIの進化が著しく、専門家からも様々な職業がAIに置き換わっていくだろうと予測されています。

高い確率でAIに置き換わると言われている職業

  • テレマーケティング
  • カスタマーサービス
  • 倉庫作業員
  • 銀行の窓口係
  • 電話オペレーター
  • レジ係
  • 配達員
  • 経理
  • セールス・営業 etc…

(参考:書籍「2030年の仕事図鑑」

このように、これまで当たり前にあった職業ですらAIに代替されると予想されています。

しかしながら、フィットネストレーナーはAI時代でもリスクのない仕事に挙げられています。(参考:NewsPicks「【必読】AIで「失業」しないための戦略はこれだ」

このような状況から、パーソナルトレーナーの仕事は他業種と比べても残りやすい仕事だと言えるでしょう。

パーソナルトレーナーの人口の推移やフィットネス業界の伸びをもとに将来性を考察している記事もあります。

パーソナルトレーナーの将来性を詳しく知りたい方は必見です。

フィットネス業界も伸びていくと予想

AIの発展により、フィットネス業界自体も伸びていくことが予想されます。その理由は、AIによって富と余暇が生まれるからです。

様々な仕事をAIが代わりに行ってくれることで、私たち人間は、自由に使える時間が生まれます。

そのためAI時代になると、自分の好きなことに熱中したり趣味を堪能するようになり、より人間らしい生活をするようになるでしょう。

このような行動の変化から、AI時代になるとフィットネスやエンタメ業界が伸びていくことが予想できます。

パーソナルトレーナーが厳しくなる状況

ここまでパーソナルトレーナーの仕事はAIに代替されないとお伝えしてきました。様々な専門家の意見と同じように、私自身も10〜20年というスパンではパーソナルトレーナーはAIに代替されないという考えです。

しかし、AIの発展によってはパーソナルトレーナーの仕事すらも代替されかねません

この章では、AIによってどのような状況になったらパーソナルトレーナーの仕事は無くなるのかを考察していきます。

AIを好きになる文化が生まれたときは危険信号

AIを好きになる文化が生まれた時は、パーソナルトレーナーの仕事もかなり厳しくなるでしょう。

なぜなら、このような文化が生まれるときには「パーソナルトレーニングなんか行かなくても万能なAIが教えてくれるし、どこの誰かわからないトレーナーよりも自分が親しみを持っているマイAIのほうが良い」ということになるからです。

実際に書籍「ユーチューバーが消滅する未来 2028年の世界を見抜く」では、人間がAIに対して恋愛をすることが予想されています。馬鹿げている話だと思われる方もいるかもしれませんが、私たちが「ドラえもん」に対して愛着や親近感を感じるように、AIに対して好意を持つことはおかしな話ではありません。

2023年ではすでに、自分のイメージした絵を生成してくれるAIや、自然な会話ができるAI、映像からアニメを作るAIなどが出てきています。

このような状況を鑑みると、今後自分好みのAIを作り、そのAIが自分のパートナーのような存在になる日も遠くないかもしれません

一般層に浸透するには時間がかかるため、10〜20年のスパンでは起きない

上記で、AIに好意を持つ文化が生まれた時はパーソナルトレーナーの仕事も厳しくなるということを解説しました。

しかし、そのような状況にはしらばくならないと考えます。その理由は、テクノロジーの進化は広まるのに時間がかかるからです。代表的な例にスマートフォンやSNSがあります。最初のうちは「こんなの何がいいの?」と考える人が多く、長い時間かけて段々と浸透していく感じです。

テクノロジーの進化が一般の方まで広く伝わるまでに10年はかかると言われています

これらのことから、AIが浸透するのはかなり先の話になりそうです。10〜20年先なんて考えても仕方がないので、パーソナルトレーナーになろうか迷っている人はぜひトライしてみましょう!

まとめ:パーソナルトレーナーは今後も生き残る

今回は以上にします。

ここまでパーソナルトレーナーという仕事がAIに奪われるのかどうかを解説しました。

本記事の考察としては、「パーソナルトレーナーはAIに置き換わらない」という結論です。

今後様々な職業がなくなると言われている中、パーソナルトレーナーは将来性が高く伸び代がある職業だと言えるでしょう。

これからパーソナルトレーナーに就職・転職したい方は以下の記事を参考にしてみてください。

ぜひ参考にしてみてください!

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

参考文献・参考書籍

  • 書籍「科学的な適職」
  • 書籍「2030年の仕事図鑑」
  • NewsPicks「【必読】AIで「失業」しないための戦略はこれだ」
  • NewsPicks「ChatGPTは「ヒューマンインターフェース」をどう変えるか」
  • 書籍「ユーチューバーが消滅する未来 2028年の世界を見抜く」
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