【飽和する】パーソナルトレーナーって将来性ない?【実体験から考察】

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このサイトでは「パーソナルトレーナーのリアルな現実」を徹底的に暴露し、これからパーソナルトレーナーになりたい方に向けて有益な情報をお届けしています。

本記事はこんなお悩みをお持ちの方向け

悩む青年

パーソナルトレーナーって将来性ある?
・パーソナルトレーナーに就職して後悔しないかな?
・今後パーソナルトレーナーって生き残れるのかな?

本記事の内容
  • パーソナルトレーナーの将来性
  • パーソナルトレーナーは飽和するのか
  • パーソナルトレーナーはAIに置き換わるのか
  • まとめ:スキルアップが鍵になる

パーソナルトレーナーの将来性という少々難しいテーマですが、本記事を読めばパーソナルトレーナーの未来がイメージできます。パーソナルトレーナーを目指す方はぜひご覧ください。

本記事の著者
ユウタ

【プロフィール】

  • 4年制体育大学卒業
  • パーソナルジム入社⇨ブラック企業で疲弊
  • パーソナルトレーナー転職成功⇨高待遇パーソナルジムへ
  • 実体験をもとに「パーソナルトレーナーのリアル」運営
  • 他の人では語れないパーソナルトレーナーのリアルな現実を暴露

パーソナルトレーナー就職・転職を始めたい人向け

「これからパーソナルトレーナーになりたいけれど、何から始めたら良いかわからない…」

という方向けに、パーソナルトレーナー転職・就職の始め方を徹底解説しています。

パーソナルトレーナー転職を考えている人はぜひご覧ください。

目次

パーソナルトレーナーの将来性

結論から言うと、パーソナルトレーナーという仕事は将来性があると考えます。

しかし、転職市場では弱いという現実も頭に入れるべきです。

パーソナルトレーナーの将来性を考えるには、以下の2つを見る必要があります。

  • 業界の将来性…そもそも業界自体は伸びているのか?
  • トレーナー個人の将来性…トレーナーとして働くあなたはより良くなるのか?

そして私の実体験をもとにした意見は以下の通り。

  • 業界の将来性…80点くらい(かなり良い)
  • トレーナー個人の将来性…60点くらい(良い点・悪い点あり)

それぞれ詳しくみていきましょう。

業界の将来性

業界全体の伸びはかなり順調です。コロナ禍で落ちたものの右肩上がりで伸びており、今後も伸びていくと予想されています。

フィットネスの強み

フィットネスのニーズは急になくなるということはありません。「痩せたい」「健康でいたい」と考える人が急にいなくなることはありませんよね?このようにニーズが常にあるというのは非常に大きな強みです。

このように、フィットネス業界は今後も安定して伸びていく事が予想できるわけです。ここからは具体的な数値で見ていきましょう。

フィットネス業界の動向

参考:Fitness Business

この図はフィットネス業界の動向を表しています。

コロナ前の2019年まで右肩上がりで伸びているのがわかると思います。

コロナによって2020年は落ちたものの、2021年からしっかり回復してきています。

今後は少子高齢化によってシニア層のフィットネス需要が伸びてくる事が予想されます。

海外と日本のフィットネス人口の違い

2019年データ日本アメリカイギリス
フィットネスクラブ数(軒)6,18841,3707,239
フィットネス人口(万人)5556,4201,040
参加率(%)4.419.615.6
参考:Fitness Business

この図は2019年の日本・アメリカ・イギリスのフィットネス人口を表しています。

日本のフィットネス人口の割合は、アメリカ・イギリスに比べてかなり低いことがわかると思います。

このようなデータからも、フィットネス業界はまだ伸びしろがあるのではないかと予想されます。

トレーナー個人の将来性

トレーナー個人の将来性は良い点と悪い点があります。

  • 転職市場では弱い
  • パーソナルトレーナー職は夢がある

それぞれ解説します。

転職市場では弱い

パーソナルトレーナー職は転職市場では弱く、転職しようとするとかなり難しい事が多いです。その理由は、他業種だと基本的に「未経験」という扱いになってしまうからです。

例えば、営業・人事・経理etc..などの仕事は、他の会社に行ってもそのスキルが活かせます。そのため、これらの業種は転職市場で強いです。一方でパーソナルトレーナーは転職しようとした場合、基本的にどの職種も「未経験」となってしまうため、転職市場では弱くなってしまうのです。

そのため新卒や第二新卒の方は、このままパーソナルトレーナーを続けていくのかという事を早めに決断する必要があります。また30代以降からパーソナルトレーナーになりたいと考えている方は、この事実を知った上で検討するべきです。

パーソナルトレーナー職は夢がある

ここまで読んで、「パーソナルトレーナーやめた方がいいかな…」と考えている方も多いのではないでしょうか。

しかし私はパーソナルトレーナーには夢があると考えています。

ここからはパーソナルトレーナーの良い点を解説していきます。

高待遇なジムはかなり待遇が良い

ジムによって待遇は大きく変わりますが、待遇が良いジムはかなり稼げます。私も実際に話を聞いて「そんなに稼げる仕事なんだ!」とびっくりしました。

日本人の平均年収よりもかなり高い額を稼いでいるトレーナーがいるのです。しっかり実力を積んで待遇の良いジムに入る事ができたら、とても魅力的な仕事であると言えます。

圧倒的に独立・起業しやすい

パーソナルトレーナーは自分の体1つで稼ぐことができる仕事です。そのため、独立・起業が非常にしやすいです。

私の勤めていたジムでは、業務委託でジムとは契約しながら自分のお客様も担当しているというトレーナーが多く在籍していました。その方々はとてもストレスフリーに働いていました。

このような自由な働き方を実現できるのもパーソナルトレーナーの仕事の魅力です。

パーソナルトレーナーとして働く個人の将来性について解説しました。良い点・悪い点どちらも把握した上で選んでいただくと良いでしょう。

パーソナルトレーナーの仕事のやりがいについては以下の記事でまとめています。

パーソナルトレーナーは飽和するのか

結論から言うと、パーソナルトレーナーはかなり増えてきています。理由は以下の通り。

  • 参入障壁が低い
  • パーソナルジムの飽和

それぞれ見ていきましょう。

参入障壁が低い

パーソナルトレーナーが飽和する最大の理由が、参入障壁の低さです

参入障壁とは…市場への加わりやすさ、始めやすさ

パーソナルトレーナーの仕事は資格がないとできないという決まりがないため、今日からパーソナルトレーナーだと名乗れてしまいます。

実際、最低限のトレーニング知識や栄養学を知っていればある程度は業務が行えてしまいます。

こういった理由から年々パーソナルトレーナーは増え、飽和してきています。

パーソナルジムの飽和

パーソナルトレーナーだけでなくパーソナルジムもかなり増えてきています。

日本国内1000店舗以上あると言われており、数多くの企業が事業展開しています。

そのおかげもあり、トレーナー求人は数多くあります

このように企業がトレーナーを求めているのも相まってトレーナーは増えてきています。

パーソナルトレーナーはどうしたら良いのか

結論、スキルを伸ばしていくのが良いでしょう。トレーナーの人数が増えている現状で必要なのは「差別化」だと思っています。

  • 他のトレーナーよりもトレーニング技能が高い
  • 他のトレーナーよりも営業能力が高い
  • 他のトレーナーよりもコミュニケーション能力が高い etc…

このように、他のトレーナーよりもレベルの高い能力を持っていれば今後もトレーナーとして活躍していく事ができます。

「まだパーソナルトレーナーとして何のスキルもない…」という方は、資格取得がおすすめです。意外と資格を持っていないトレーナーは多いので、そこで差別化する事ができます。

資格取得については以下の記事で詳しく解説しています。

パーソナルトレーナーはAIに置き換わるのか

結論、パーソナルトレーナーはAIに置き替わらないと考えます。むしろ、今ある職業の中なら最後の方まで残り続ける仕事だと考えています。理由は以下の通り。

  • お客様の多くは「自分でトレーニングができない人」
  • AIには補助・フォーム指導ができない
  • お客様の多くはコミュニケーションがしたい

それぞれ解説していきます。

お客様の多くは「自分でトレーニングができない人」

パーソナルトレーニングを受けるお客様の多くが、自分でトレーニングができない人です。

  • やり方がわからない
  • 何から始めればいいかわからない
  • トレーニングがそもそも好きじゃないから自主的にできない

このようなお悩みをお持ちの方がとても多いのです

もし仮にAIが最適なトレーニングプランを立ててトレーニングをするようにアナウンスしても、

  • 「自分一人じゃ続かない」
  • 「そもそもやり方が合っているかわからない」

ということになってしまうでしょう。というか、現時点でもYouTubeで調べれば同じような内容の動画が見れます。それでも問題が解決しない人が多くいるため、この問題をAIが解決するのは難しいでしょう。

AIには補助・フォーム指導ができない

パーソナルトレーナーは補助やフォーム指導を行います。この補助・ホーム指導はAIには難しい部分です。

例えば、補助をしている時に応援してお客様をより頑張らせたり、実際に体に触って正しいフォームを教えるというのはAIにはできません。

お客様の多くはコミュニケーションがしたい

パーソナルトレーニングは非常に多くのコミュニケーションをとります。トレーニングやダイエットの会話だけでなく、プライベートな会話や笑い話などをしてそのセッション時間を楽しんでいただきます。

実際、「話ばっかでトレーニングあんまりしてないじゃん!」というお客様もいました。(笑)

こういったコミュニケーションはAIの苦手分野ですので、パーソナルトレーナーがAIに置き換わるのはしばらくないと考えています。

とは言え、ライト層はAIを使う

とは言え、「家で手軽に筋トレをしたい」というライト層にはAIがマッチすると考えています。

  • オンラインフィットネス
  • オンラインヨガ
  • YouTubeの筋トレ動画

ここら辺のサービスはかなりAIの影響を受けるのではないかと思います。

AIなら個人に合わせた最適なトレーニングメニューを提供し、双方向のコミュニケーションが取れるようになるでしょう。そのため、このAIのサービスに劣る上記の3つのサービスは厳しいと考えています。

まとめ:スキルアップが鍵になる

今回は以上にします。

ここまで解説してきた内容で特に重要なポイントは以下の2点。

  • フィットネス業界は伸びていく
  • 今後パーソナルトレーナーとして活躍していくためにはスキルアップが重要

飽和していくトレーナーの中で頭ひとつ抜けるにはやはりスキルアップしかないと考えます。

  • 資格を取得する
  • 実績を作る
  • カウンセリング能力・営業力をつける
  • 自身の影響力を伸ばす(SNSなど)

逆にこのようなスキルを得られれば、伸びていく業界の波に乗って成功する人が増えていくとも考えています。

パーソナルトレーナー就職・転職を始めたい人向け

本記事をご覧になってパーソナルトレーナー転職・就職に興味が湧いた方は、ぜひ以下の記事もご覧ください。

これからパーソナルトレーナーを目指しているという方は、ぜひ自身のスキルアップを目指して頑張っていただきたいなと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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