本記事はこんなお悩みをお持ちの方向け
・パーソナルトレーナーにはどのようなキャリアがあるの?
・歳をとってもパーソナルトレーナーとして働けるの?
本記事の内容
- パーソナルトレーナーのキャリアは大きく分けて2通りしかない
- 社内で昇進するケースの注意点
- 独立するケースの注意点
- まとめ:運営側にまわる・自分のお客様をもつ
【プロフィール】
- 4年制体育大学卒業
- パーソナルジム入社⇨ブラック企業で疲弊
- パーソナルトレーナー転職成功⇨高待遇パーソナルジムへ
- 実体験をもとに「パーソナルトレーナーのリアル」運営
- 他の人では語れないパーソナルトレーナーのリアルな現実を暴露
パーソナルトレーナー就職・転職を始めたい人向け
「これからパーソナルトレーナーになりたいけれど、何から始めたら良いかわからない…」
という方向けに、パーソナルトレーナー転職・就職の始め方を徹底解説しています。
パーソナルトレーナー転職を考えている人はぜひご覧ください。
パーソナルトレーナーのキャリアは大きく分けて2通りしかない
パーソナルトレーナーのキャリアは大きく分けて以下の2通りになります。
- 社内で昇進する
- 独立する
それぞれどのようなキャリアがあるか見ていきましょう。
社内で昇進する場合のキャリアアップ
- 店長・エリアマネージャーなどの役割につく
- トレーナー教育担当などの役割につく
- 本部の他の業務などに関わる(人事・スクール運営etc…)
これらの共通点は、「現場→マネジメント・運営側」にまわっていることです。社内で昇進するキャリアアップはリスクが低く安定感があるのが特徴です。一方で時間がかかるのと収入アップに限界があるのがデメリットに挙げられます。
社内で昇格するパーソナルトレーナーのキャリア
メリット
- リスクが低く安定感がある
- 自分の行う業務が決まっている
デメリット
- 昇格するまで時間がかかる場合が多い
- 収入アップには限界がある
独立する場合のキャリアアップ
- 業務委託契約に切り替えて社外で活躍する
- フリーランスになり個人で活躍する
- 開業してジムを運営する
これらの共通点は「自分のお客様を捕まえる」ということです。また、開業に関しても後々は運営側にまわっていくのが理想的な流れです。独立するキャリアアップは難易度が高くリスクは高いですが、頑張った分だけ青天井に収入が伸びていくのが特徴です。
独立するパーソナルトレーナーのキャリア
メリット
- 頑張った分だけ収入が青天井に伸びていく
- 自由度が高く、会社による束縛がない
デメリット
- 難易度が高くリスクも高め
- 行う業務が多い(集客・財務etc…)
ここまで、2つのケースのキャリアアップについて見てきました。
ここから先は、
- 社内で昇進するケース
- 独立するケース
の注意点を見ていきましょう。
社内で昇進するケースの注意点
社内で昇進してキャリアアップをしたいと考える場合、以下の3つに注意しましょう。
- 店舗数が増えているか
- 専門性を高める
- 会社が他業種に事業展開しているか
店舗数が増えているか
社内で昇進してキャリアアップしていくためには、その会社が成長している必要があります。そしてそれが一番分かりやすいのが、「店舗数が増えているか」をチェックすることです。
店舗数が増えていることでわかること
- 会社として売り上げがあり事業を拡大している可能性が高い
- 店長、マネージャーといった役割のチャンスがある
- 昇給がある可能性が高い
このように、店舗数をチェックすることで大体の会社のイメージができます。パーソナルトレーナーを目指しているという方は、店舗数をチェックして就活を進めましょう。
専門性を高める
昇進してトレーナー教育担当などの役割につくためには、専門性を高めている必要があります。
具体的に高めたい専門性は以下の2つです。
- 営業力…体験案内などで効果的なカウンセリング、クロージングを行って入会率を高める
- 解剖学・生理学などのトレーナーとしての専門性…トレーニングの専門知識を上げてお客様の要望に合わせた幅の広い指導ができるようになる
私がパーソナルジムに勤めていた時も、「カウンセリング」「トレーニング」などの研修はよくありました。ということは、その分野の専門性を高めればトレーナー教育担当などの役割につくチャンスがあるということです。
これからトレーナーを目指しているという方は、専門性というところを意識してもらえるとキャリアアップに繋がるでしょう。
会社が他業種に事業展開しているか
本部の他の業務などに関わる(人事・スクール運営etc…)ためには、そもそも会社が他業種に事業を展開している必要があります。
最近ではパーソナルジムがトレーナーを目指す人向けの「トレーナースクール」を運営しているのをよく見ます。
このように、「会社が他業種に事業を展開しているか」という点はあらかじめチェックして会社を選ぶと良いでしょう。
独立するケースの注意点
独立してキャリアアップをしたいと考える場合、以下の2つに注意しましょう。
- まずは自分のお客様を捕まえる
- いきなり店舗を持たない
まずは自分のお客様を捕まえる
会社員から独立するための第一歩は「自分のお客様を捕まえる」ことです。
独立までの王道コースは以下のような感じです。
- 会社員のパーソナルトレーナーになる
- 業務委託契約に変更して、自分のお客様を担当する時間を作る
- 自分のお客様が増えてきたら完全に独立する
- 売り上げが安定してきたら店舗を作って開業する
自分のお客様を捕まえるにはどうしたら良い?
私のオススメはSNSのフォロワーを増やすことです。特にInstagramは筋トレと相性が良いのでオススメです。SNSでのフォロワーがいるということは、自分の見込み客がいるということです。実際にInstagramで多くのフォロワーを獲得し、独立に成功しているトレーナーをよく見かけます。SNSは無料で始められるので、ぜひトライしてみましょう!
いきなり店舗を持たない
パーソナルトレーナー独立と聞くと「自分のジムを持つこと」をイメージする方も多いと思いますが、私としてはいきなり店舗を持つことはオススメしていません。
オススメしない理由
- 初期費用がかかる
- 維持費がかかる
初期費用がかかる
自分のジムを作ろうと思ったらかなりの初期費用がかかります。おおよそ300万円〜500万円くらいかかると言われています。外装などをこだわるともっとかかる場合もあり得ます。
維持費がかかる
ジムを作ると維持費がかかります。例えば、家賃、光熱費などが挙げられます。
このように、いきなり店舗を持つことはリスクが高いのでオススメしません。
レンタルジムがオススメ
では、フリーランスになる場合はどうしたら良いのか?
結論は、レンタルジムから始めるのがオススメです。実際、フリーランスのパーソナルトレーナーの多くはレンタルジムを利用しています。レンタルジムは、1時間何円といった形でジムをレンタルできます。レンタル代はかかりますが、リスクを下げて独立することができます。
まとめ:運営側にまわる・自分のお客様をもつ
今回は以上にします。
パーソナルトレーナーのキャリアアップについては、次の2語にまとめられます。
- 運営側にまわる
- 自分のお客様をもつ
自分が会社で昇格するのを好むタイプが独立するのを好むタイプか考えてみましょう。
パーソナルトレーナー就職・転職を始めたい人向け
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本記事でパーソナルトレーナーのキャリアについてイメージできるようになれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!