本記事はこんなお悩みをお持ちの方向け
・パーソナルトレーナー求人の面接が控えていて心配
・パーソナルトレーナーの面接での質問内容が気になる
・これからパーソナルトレーナー就職・転職を考えている
- パーソナルトレーナーの面接で重要な3つの事
- パーソナルトレーナーの面接で採用担当がチェックするポイント
- パーソナルトレーナーの面接でよく聞かれる質問リスト7選
- パーソナルトレーナーの面接で逆質問は何を聞く?
本記事をご覧になれば、パーソナルトレーナーの面接で何に気をつけるべきかがわかるようになります。パーソナルトレーナーの面接が心配な方は必見です。
なお本記事では、私がパーソナルジムに勤めていて採用担当に聞いた話や、就職・転職活動で経験した内容をもとにしております。
【プロフィール】
- 4年制体育大学卒業
- パーソナルジム入社⇨ブラック企業で疲弊
- パーソナルトレーナー転職成功⇨高待遇パーソナルジムへ
- 実体験をもとに「パーソナルトレーナーのリアル」運営
- 他の人では語れないパーソナルトレーナーのリアルな現実を暴露
確実にパーソナルトレーナーになりたい方はパーソナルトレーナー養成スクールもあり
確実にパーソナルトレーナーになりたい方は、「パーソナルトレーナースクール」がおすすめです。
パーソナルトレーナースクールは資格の取得から就職まで徹底的にサポートしてくれるサービスのことで、今非常に人気があります。
おすすめのパーソナルトレーナー養成スクールおすすめランキングは、以下の記事でまとめているので、ぜひあわせてご覧ください。
パーソナルトレーナーの面接で重要な3つの事
パーソナルトレーナーの面接時に特に重要なことは以下の3つです。
- 見た目と清潔感
- コミュニケーションと笑顔
- 接客・営業経験
これらの項目は、他の面接時でも重要です。
しかし、これらの項目はパーソナルトレーナーの面接ではより一層重要になります。
ここからは、なぜ重要なのかを深掘りしていきます。
「見た目と清潔感」が重要な理由
パーソナルトレーナーの仕事は、他の仕事よりも見た目と清潔感がより一層重要です。
その理由は、パーソナルトレーナーの仕事がレベルの高い接客業であるからです。
みなさんはパーソナルトレーナーと聞いて、どのような人をイメージしますか?
多くの人が、さわやかで清潔感があるトレーナーをイメージしたのではないでしょうか?
このように、パーソナルトレーナーは見た目も非常に重要な要素になります。
私が勤めていた有名パーソナルジムの上司は、「パーソナルトレーナーの仕事はホストに似ている」と話していました。
ホストに似ている要素は以下の通り。
- 長時間お客様とコミュニケーションをとり、楽しませなくてはいけない
- 外見が良いパーソナルトレーナーは実績をあげ、人気になりやすい
- お客様と信頼関係を築くことがとても大事
このように、パーソナルトレーナーの仕事はホストに似ていると言われるほど、見た目や清潔感が大事な仕事であると言えます。
面接前に以下の項目をチェック
- 髪型は整っているか(伸びすぎていないか・寝癖はないか)
- 清潔になっているか(髭が生えていないか・女性の場合、適切な化粧をしているか)
- 服装は清潔感があるか
「コミュニケーションと笑顔」が重要な理由
パーソナルトレーナーの仕事で最も重要なスキルはコミュニケーション能力だと言えるでしょう。
そのため、コミュニケーション能力があるかを採用側はチェックしています。
パーソナルトレーナーの仕事でコミュニケーション能力が重要な理由
- 約1時間ほど、お客様とマンツーマンでコミュニケーションをとって楽しませる必要があるから
- コミュニケーション能力はセッションの満足度と密接に関係しているから
パーソナルトレーナーの仕事では、トレーナーのコミュニケーション能力がそのままお客様の満足度に反映されます。
- コミュニケーションが下手なトレーナー⇨セッションがつまらない⇨満足度が低い
- コミュニケーションが上手なトレーナー⇨セッションが楽しい⇨満足度が高い
このように、コミュニケーションでお客様を楽しませることがトレーナーに求められます。
そこでおすすめなのが、「感じの良い雰囲気を出す」ということです。要所要所で笑顔を作り、コミュニケーション能力が高くリアクションが良いイメージを与えるのが良いでしょう。
笑顔でコミュニケーションをとることは、実際にパーソナルトレーナーになってからも重要になるので、面接の時から意識しておきましょう。
面接前に以下の項目をチェック
- 人とコミュニケーションをとるときはしっかりリアクションが取れているか
- 日頃から笑顔を作ってコミュニケーションできているか
- 面接時でも自然な笑顔を作れるか
「接客・営業経験」が重要な理由
前職が「接客・営業」の経験があった場合、その経験をしっかりアピールするのがおすすめです。
その理由は、パーソナルトレーナーの仕事では接客・営業経験が非常に活きるからです。
接客・営業経験は以下のようにアピールするのがおすすめ
- 接客経験⇨お客様とのコミュニケーション
- 営業経験⇨体験案内の際のプランの提案
例文をあげていきます。(自分の経験に合わせてアレンジしてみてください)
接客経験をアピールする
私は前職で接客業をしておりました。具体的には〜…こういった場面でお客様とコミュニケーションをとってきました。私自身、人とコミュニケーションをとることが好きで、お客様と信頼関係を築けるようなコミュニケーションを意識していました。前職の接客業の経験を活かして、御社(◯◯ジム)でお客様を楽しませて、満足度の高いセッションができるように努めていきたいと思います。
営業経験をアピールする
私は前職で営業をしておりました。具体的には〜の商品をお客様に販売しておりました。最初は営業がなかなか上手くいきませんでしたが、〜のような努力をして、〜という実績をあげることができました。前職の営業の経験を活かして、御社(◯◯ジム)の魅力をお客様にしっかり伝えて、売上に貢献できるように努めていきます。
面接前に以下の項目をチェック
- パーソナルトレーナーに活かせる経験が自分にあるか?
- 接客・営業経験をどのようにアピールするかイメージできているか
- 接客・営業をどのように頑張ってきたか
パーソナルトレーナーの面接で採用担当がチェックするポイント
パーソナルトレーナーの面接で採用担当がチェックしているポイントは以下の通り。
- 清潔感があるか・見た目が整っているか
- 気持ちよくコミュニケーションが取れるか
- 雰囲気や性格がそのパーソナルジムにマッチしているか
- これまでの経験がパーソナルジムで活かせそうか
- ホスピタリティ精神があるか
それぞれ見ていきましょう。
清潔感があるか・見た目が整っているか
まず最初に見た目が清潔感があり、整っているかをチェックしていきます。
パーソナルトレーナーの仕事では見た目の重要度が高いからです。
服装や髪型など、清潔感のある格好で面接に行くようにしましょう。
気持ちよくコミュニケーションが取れるか
コミュニケーションがしっかり取れるかどうかもチェックします。
パーソナルトレーナーの仕事はコミュニケーションが非常に重要だからです。
笑顔を作るように意識して、気持ちの良いコミュニケーションを意識していきましょう。
雰囲気や性格がパーソナルジムにマッチしているか
あなたの雰囲気や性格がパーソナルジムにマッチしているかも見ている場合が多いです。
パーソナルジムの店舗の種類は様々あり、落ち着いた雰囲気のジムから賑やかなジムまで、さまざまあります。
そのため、あらかじめ受けたいパーソナルジムについて調べ、ジムの雰囲気などをチェックしておくことが重要です。
自分が働きたいと思える環境のジムに応募するようにしましょう。
これまでの経験がパーソナルジムで活かせそうか
あなたのこれまでの経験がパーソナルトレーニングに活かせるかという事も採用担当は考えていることが多いです。
特に接客経験や営業経験はパーソナルトレーナーの仕事に活かせることが多いため、積極的にアピールしていきましょう。
またかつてフィットネスジムでアルバイトをしていたり、トレーニング指導経験があることも有利になりますので、しっかり伝えるようにするのが良いでしょう。
ホスピタリティ精神があるか
ホスピタリティ精神とは、思いやりやおもてなしの心を持つことです。
かつて私は面接で逆質問の時に、以下のように質問しました。
「御社ではどのようなトレーナーを採用したいと考えておりますか?」
それに対する回答として、ホスピタリティ精神がある人が挙げられました。
パーソナルトレーナーの仕事はお客様に思いやりの心を持つことはとても重要です。
そのため日頃からホスピタリティ精神について意識をして、面接時でもホスピタリティ精神が相手に伝わるようにすると良いでしょう。
パーソナルトレーナーの面接でよく聞かれる質問リスト7選
パーソナルトレーナーの面接でよく聞かれることをリストにしました。
よく聞かれるリストは以下の通り。
- Q1.簡単に自己紹介をお願いします
- Q2.自分が取り組んでいることについて教えてください(体づくり・学習etc…)
- Q3.これまでの経験(アルバイト・トレーナー経験)について教えてください
- Q4.これまでの人生で一番努力したことを教えてください
- Q5.前職の業務内容や取り組んできたことについて教えてください(転職の場合)
- Q6.パーソナルトレーナーに就職・転職したい理由はなんですか?
- Q7.その他、希望条件や勤務開始可能日など
この内容は、私自身の就職・転職の経験から、実際に面接時に質問された内容をまとめているため、参考になると思います。
面接の時に慌てることがないうように、内容をチェックしておきましょう。
Q1.簡単に自己紹介をお願いします
自己紹介は面接で定番の質問項目です。
パーソナルトレーナーの面接では、この質問の際にこれまでの経験からトレーナーの仕事に活かせる経験を入れるようにするのが良いでしょう。
Q2.自分が取り組んでいることについて教えてください(体づくり・学習etc…)
あなたがパーソナルトレーナーとしてのスキルアップに取り組んでいるのかという質問になります。
具体的には、自身がどれくらい体づくりに励んでいるか、資格等の学習に取り組んでいるかなどが聞かれます。
こういった質問に受け答えできるように、日頃からトレーナーに活かせる知識や経験を積んでいきましょう。
特に近年はパーソナルトレーナーの資格の重要性が増しています。
まだ資格を取っていない方は資格取得を目指してみるのがおすすめです。
初心者や未経験者におすすめの資格は以下にまとめています。
Q3.これまでの経験(アルバイト・トレーナー経験)について教えてください
パーソナルトレーナーの仕事をしたことがある人や、フィットネスジムでアルバイトをしていた経験がある場合はしっかりと伝えましょう。
これらの経験があると、トレーニングを教えることができる、コミュニケーションが上手にとれるという印象を与えられます。
Q4.これまでの人生で一番努力したことを教えてください
これまで努力してきたことから、あなたがどれくらい仕事を頑張れるかということを推測できます。
例えば、以下の2人の場合どちらの方が仕事を頑張ってくれそうでしょうか?
- 幼少期からスポーツを行っていて、野球経験が10年以上、甲子園を目指して努力した
- アルバイトを1年間続けた
かなり極端な例ですが、この場合前者の方が圧倒的に魅力を感じるはずです。
そのため、この手の質問のときはあなたが最も努力し、自分の経験を語れる内容を伝えるようにしましょう。
Q5.前職の業務内容や取り組んできたことについて教えてください(転職の場合)
転職の場合、前職の仕事内容についても質問されることが多いです。
ここでは、前に行っていた業務がパーソナルトレーナーの仕事にも活かせるかどうかを確認しています。
- 営業
- 接客
- フィットネス関連の仕事
などの経験はしっかり伝えるようにしましょう。
また、自分がその仕事で努力したポイントについても語れるようにするのが良いでしょう。
Q6.パーソナルトレーナーに就職・転職したい理由はなんですか?
パーソナルトレーナーを志望する理由も聞かれることが多いです。
ここでは、あなたがパーソナルトレーナーという仕事を理解しているかがわかります。
例えば、志望動機には以下のようなものがあります。
- パーソナルトレーナーの仕事がキラキラしているイメージがある
- お客様と話しているだけで楽そう
- かつて自分がボディメイクに成功し、この経験を活かしてお客様のダイエットの手助けがしたい
- コミュニケーションをとるのが好きなので、お客様をセッションで楽しませて運動を続けられるようにしたい
前の2つのような志望動機では、パーソナルトレーナーの仕事をあまり理解していないと感じられます。一方で後の2つはある程度パーソナルトレーナーの仕事を理解しているという印象を与えることができます。
あなたが、本当にパーソナルトレーナーという仕事を理解していて、その上で志望しているのかということを採用担当は確認しています。
Q7.その他、希望条件や勤務開始可能日など
ここではその他の希望条件や業務開始可能日などの内容になるため、そこまで評価には関係ありません。
条件については、引っ越しは可能か、求める給料などがあげられます。
パーソナルトレーナーの面接で逆質問は何を聞く?
面接での逆質問は、何を聞いたらよいかわからないですよね。
そこで、私がよく使っていたおすすめの逆質問をご紹介します。
自分流にアレンジしながら活用してみてください。
おすすめの逆質問は以下の通り
- 評価基準について
- キャリアアップについて
- 客層について
それぞれ見てみましょう。
おすすめの逆質問1.評価基準について
評価基準について聞くことで、あなたがやる気があることをアピールできます。
具体的には以下のような文章で聞くのがおすすめです。
「私は御社で実力をつけて実績を上げられるようになりたいと考えているので、御社の評価基準について教えていただきたいです」
この質問をすれば、やる気があると思ってもらえる上に、どのようにすれば給料や役職を上げられるのかがイメージできるようになります。
よくある評価基準
- 体験案内の入会率
- 担当しているお客様の継続率
- その他周りからの評価 etc…
会社によってはインセンティブがあるところもあるため、確認してみましょう。
おすすめの逆質問2.キャリアアップについて
キャリアアップについて聞くこともやる気をアピールできるのでおすすめです。
具体的には以下のような文章で聞くのが良いでしょう。
「私は御社で実績を上げて、将来的には店長やマネージャーといった役職も頑張っていきたいと考えているのですが、御社ではどのようなキャリアアップが可能ですか?」
店舗数が多い大きな会社では、積極的に新規店舗を出店しているため、キャリアップのチャンスも多いです。
あらかじめやる気をアピールしておきましょう。
おすすめの逆質問3.客層について
どのような客層が多いのかというのも聞いておいた方が良いでしょう。
- 男性、女性どちらが多いのか
- どのくらいの年齢層のお客様が多いか
- どんな運動目的(短期のダイエットor長期的に健康意識)を持っている人が多いか
そのジムで自分がやりたいことができるのかということも考えながら面接に挑みましょう。
まとめ:パーソナルトレーナーの面接はフランクな雰囲気であることが多い
今回は以上にします。
ここまでパーソナルトレーナーの面接について解説していきました。
面接を控えている多くの方は、うまくできるか心配な気持ちを抱えていると思います。
しかし、パーソナルトレーナーの面接はフランクな雰囲気であることが多いため、そこまで心配しなくても大丈夫です。
暗記するよりも、自分の話たいことや経験を正直に、簡潔にわかりやすく話すのが良いでしょう。
ぜひ参考にしてみてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!