本記事はこんなお悩みをお持ちの方向け
・パーソナルトレーナーの資格を独学で取りたい
・未経験でもパーソナルトレーナーの資格を独学で取れるのか知りたい
・最短&独学でパーソナルトレーナー資格をとる方法が知りたい
- 未経験からでも独学でパーソナルトレーナー資格を取得できるか?
- 独学でも取れるパーソナルトレーナー資格2選
- パーソナルトレーナー資格を独学で取得する方法3ステップを解説
- 独学でパーソナルトレーナー資格を学ぶ際の注意点
- 独学でパーソナルトレーナー資格を取得するメリット・デメリット
本記事ではパーソナルトレーナー資格を独学で取得する方法について解説していきます。
本記事をご覧になれば、パーソナルトレーナー資格の効率の良い学習方法がわかるようになります。
完全未経験ならパーソナルトレーナースクールという選択肢もあり
これからパーソナルトレーナーを目指すという方で、完全未経験なら「パーソナルトレーナースクール」もおすすめです。
パーソナルトレーナースクールのメリットは以下の通り。
- 短期間でトレーナー資格が手に入り、トレーナー就職できる
- 専門学校に行くよりもコスパが良い
- オンラインでも受けれられるため忙しい社会人も可能
- 短期間でトレーナーに必要なスキルが手に入る
- 完全未経験でもトレーナー転職ができるまでサポートがある
おすすめのパーソナルトレーナー養成スクールは以下にまとめています。
【プロフィール】
- 4年制体育大学卒業
- パーソナルジム入社⇨ブラック企業で疲弊
- パーソナルトレーナー転職成功⇨高待遇パーソナルジムへ
- 実体験をもとに「パーソナルトレーナーのリアル」運営
- 他の人では語れないパーソナルトレーナーのリアルな現実を暴露
未経験からでも独学でパーソナルトレーナー資格を取得できるか?
結論から言うと、未経験からでも独学で資格取得は十分狙えます。
その理由は以下の通り。
- パーソナルトレーナー資格の難易度はそこまで高くない
- パーソナルトレーナー資格の勉強は暗記がほとんど
それぞれ簡潔に解説します。
パーソナルトレーナー資格の難易度はそこまで高くない
パーソナルトレーナーの資格の難易度はそこまで高くありません。
そのため、未経験からでもしっかり勉強を行えば独学でも十分に資格取得が狙えます。
パーソナルトレーナーの資格の合格率は50〜70%くらいが相場です。
比較的簡単な資格を選べば、70%以上は合格することができます。
独学でも取りやすいパーソナル資格は次の章の「独学でも取れるパーソナルトレーナー資格2選」でまとめています。
また、パーソナルトレーナー資格の難易度について知りたい方は以下の記事もご覧ください。
パーソナルトレーナー資格の勉強は暗記がほとんど
パーソナルトレーナーの資格は、基本的に座学のみです。(種類によっては実技も含まれます。)
そのため、しっかり内容を暗記して挑めば高い確率で合格することができます。
特に未経験の人だと、実技や実習が含まれる試験はかなり難易度が高いと言えるでしょう。しかし暗記のみならば努力さえすれば経験の差はほとんどありません。
独学でも取れるパーソナルトレーナー資格2選
独学でも取りやすく、おすすめのパーソナルトレーナー資格は以下の2つです。
- NSCA-CPT
- NESTA-PFT
この2つの資格は認知度も高く、未経験からでも比較的取りやすいことで有名です。
とくにこだわりがなければ、最も認知度の高いNSCA-CPTが良いでしょう。
パーソナルトレーナー資格で何を取れば良いか迷っている人は、以下の記事が参考になります。
ここからは、独学でも資格取得が狙えるNSCA-CPT・NESTA-PFTの詳細をまとめていきます。
NSCA-CPTの詳細【取得条件・費用・合格率】
NSCA-CPTの詳細 | |
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取得条件 | ・NSCAジャパン会員である ・満18歳以上 ・高等学校卒業者または高等学校卒業程度認定試験(旧:大学入学検定試験)合格者 ・有効なCPR/AEDの認定者 ・NSCA-CPT認定試験に合格 |
費用 | 受験料:46,000円 会員費用: 13,200円 合計:59,200円(税込) 教材費 ・公式教科書 11,880円(税込) ・公式問題集セット 9,900円(税込) |
難易度・合格率 | 難易度:普通 合格率:82.3%(2022年度公式情報) |
NESTA-PFTの詳細【取得条件・費用・合格率】
NESTA-PFTの詳細 | |
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取得条件 | ・NESTA JAPAN(あるいは医学映像教育センター)からPFTテキストを購入済みである ・CPR・AEDの技能を習得・保持している ・日本国籍または、日本での就労可能な在留資格を有する者 ・満18歳以上で、高等学校卒業以上の者、高等学校卒業程度認定資格試験合格者、またはNESTAが認定する教育カリキュラム修了者 また、次の①〜④のうち、1つ以上の項目に該当する ① 1年以上のパーソナルトレーナー・インストラクターなどの実務経験がある ② 1年以上の運動部指導、フィットネス企業勤務経験がある ③ 体育系または、医療系の大学・専門学校を卒業している ④ NESTAの認定する養成講座、養成コース(認定校・認定アカデミー含む)を受講済みである |
費用 | 必須教材:14,960円 事前講習受講料:16,500円 認定資格受験料:8,250円 受験登録・合格後資格登録料:40,040円 合計:79,750円(税込) 教材費 ・問題集15,400円(税込) |
難易度・合格率 | 難易度:普通 合格率:約50〜60% |
パーソナルトレーナー資格を独学で取得する方法3ステップを解説
では本題の独学で資格を取得する方法を解説していきます。
結論から言うと、パーソナルトレーナーの資格を独学で取得する方法は以下の3ステップです。
- 公式問題集をチャプターごとに解く
- わからない箇所をチェックし、教科書で調べながら暗記をする
- 1.2を繰り返してスムーズに問題が解けるレベルにする
それぞれ解説していきます。
ステップ1.公式問題集をチャプターごとに解く
よくありがちなミスとして、教科書を読み込もうとしてしまうことがあります。
しかし、効率的に資格を取得したいならまずは問題集から解いていきましょう。
問題集から解くべき理由は以下の通り。
- 教科書の情報量が膨大すぎる
- 問題を繰り返し解くことで問題の傾向がわかるようになる
- インプットばかりしていても覚えられない
それぞれ解説します。
教科書の情報量が膨大すぎる
パーソナルトレーナー資格の教科書はページ数が非常に多いです。
またテストに出ないような内容まで多く含んでいるため、効率が悪いです。
そのため、先に問題集を解いていき、わからないところを教科書で確認していくという流れで学習を進めましょう。
問題を繰り返し解くことで問題の傾向がわかるようになる
問題集をしっかり取り組めば、どのような問題がテストに出やすいのか分かるようになってきます。
問題集はテストに出やすい項目をピックアップしてあるため、問題集から重点的に取り組む方が効率が良いです。
インプットばかりしていても覚えられない
教科書を読むだけでは覚えた気になっても、なかなか身についていないということも多々あります。
しっかり問題集でアウトプットをしていくことで定着するのも早くなるでしょう。
ステップ2.わからない箇所を教科書で調べながら暗記をする
次のステップとして、わからなかった箇所を教科書で確認していきましょう。
また分からなかった箇所はノートにまとめるなどして、暗記するようにしましょう。
より効果的な教科書の使い方
わからなかった箇所を教科書で調べる際に、以下の点を気をつけるとさらに良いです。
- わからなかった部分だけでなくその周辺の知識もまとめて調べる
- 正解はしたけど曖昧な箇所とその周辺の知識もまとめて調べる
このようにして、問題集だけの知識ではなくそこに肉付けをしていくように知識を増やしていくのがおすすめです。
ステップ3. 1.2を繰り返してスムーズに問題が解けるレベルにする
最後のステップでは、問題集を解いて教科書で知識を肉付けするという作業を繰り返していきます。
また、このステップでは問題をスピーディーに解けるようになれると理想的です。
繰り返し問題を解くことで、問題傾向に慣れ、必然的にスピードが上がっていきます。
問題を見てどこの分野の問題を聞いているのかがわかるとベストです。
独学でパーソナルトレーナー資格を学ぶ際の注意点
独学でパーソナルトレーナー資格を勉強する際にはいくつか注意点があります。
独学で勉強しようと思っている人は、以下の点を意識しましょう。
- 教科書は全部読もうとしないでOK
- 勉強した内容は自らトレーニングをしてアウトプットする
- 期限を決め、スピード感を持って学習を進める
それぞれ解説します。
教科書は全部読もうとしないでOK
上記でも触れましたが、教科書はページ数が非常に多いため、全部読むのは効率が悪いです。
そのため、イメージとしては辞書のような使い方で教科書を活用するのが良いでしょう。
ずっと問題を解いていると、集中力がなくなるタイミングがあるため、そのタイミングで自分が気になる箇所を読んでみるといった使い方も良いでしょう。
勉強した内容は自らトレーニングをしてアウトプットする
可能であれば、学習した内容を自分のトレーニングでアウトプットしましょう。
体を使って学ぶことになるため、覚えも早くなります。
これからパーソナルトレーナーになりたいと思っている人は、知識だけでなく自らが実践者となる必要があると言えるでしょう。
期限を決め、スピード感を持って学習を進める
資格は期限を決めると学習効率が上がります。
期限を決めていないと、ダラダラと学習を進めてしまい、なかなか試験を受けられないということになりかねません。
未経験の方は6ヶ月くらいを目安に、計画的に学習を進めていきましょう。
独学でパーソナルトレーナー資格を取得するメリット・デメリット
独学での資格取得はメリット・デメリットがあるため、あらかじめ把握しておきましょう。
独学でパーソナルトレーナー資格をとることのメリット
- 費用が抑えられる
- 自分のペースで学習を進められる
独学でパーソナルトレーナー資格をとることのデメリット
- 資格取得まで時間がかかる
- 実務が学べないため就活で苦戦する
- 実技のスキルが身につかない
- 未経験からだと不安が大きい
それぞれ解説していきます。
メリット1.費用が抑えられる
独学で資格を取得するメリットは、費用が抑えられることです。
費用を抑えて資格を取得したい人は、独学での取得を目指してみましょう。
メリット2.自分のペースで学習を進められる
独学ですので、完全に自分のペースで学習を進められます。
スキマ時間に学習を進めたり、休日にガッツリ学習を進めたりと、自分の予定や気分に合わせられるのがメリットです。
デメリット1.資格取得まで時間がかかる
独学で資格を取得する場合、資格の取得までかなりの時間がかかってしまいます。
人にもよりますが、完全未経験だと半年〜1年くらいかかるようなイメージです。
なるべく早く資格を取ってパーソナルトレーナーになりたい方には独学はデメリットになるでしょう。
最短2ヶ月で資格を取得する方法については以下の記事でまとめています。
デメリット2.実務が学べないため就活で苦戦する
独学では、実務の経験を積むことができないため、就活で苦戦しやすいです。
実際にトレーニングを教えた経験のある人と資格だけ取得した経験のない人では、前者の方が採用されやすい傾向にあります。
そのため、実務経験を積みたい人は後ほどご紹介する「パーソナルトレーナースクール」も検討してみましょう。
デメリット3.実技のスキルが身につかない
独学で学ぶ場合、知識は身についても実際に実技で行うスキルが身につかないのがデメリットにあげられます。
パーソナルトレーナーの仕事で自分がお手本となって実技をすることは必ずあります。
そのため、実技もしっかり学びたい人は「パーソナルトレーナースクール」を検討してみましょう。
デメリット4.未経験からだと不安が大きい
独学だと自分1人で資格の勉強を進めていくため、不安に感じることが多いです。
完全未経験なら体系的に学べるパーソナルトレーナースクールもあり
完全未経験で、パーソナルトレーナーになれるか不安な方はパーソナルトレーナースクールも検討してみましょう。
パーソナルトレーナースクールでは、試験のための勉強だけでなく、実技や実習などの実践的な内容も学ぶことができます。
つまり、パーソナルトレーナースクールを活用すれば未経験から「資格取得」「就職」ができます。
- 完全未経験でパーソナルトレーナーの仕事ができるか不安
- 自分1人で資格取得できるか不安
- 就職までサポートしてもらいたい
- 短期間でパーソナルトレーナーになりたい
特にこのように考えている人にパーソナルトレーナースクールはおすすめです。
パーソナルトレーナースクールについては以下の記事で詳しく解説しています。
現役トレーナーの私が本当に良いと思ったスクールのみ厳選しています。
また、独学で学ぶかパーソナルトレーナースクールに通うか迷っている方は、以下の記事も参考にしてみてください。
独学・スクールのそれぞれのメリット・デメリットがわかるため、自分に合った方を選べるようになります。
まとめ:未経験からでもパーソナルトレーナー資格は取れる
今回は以上にします。
ここまでパーソナルトレーナーの資格を独学で取得する方法について解説してきました。
それでも不安な方はパーソナルトレーナースクールがおすすめです。
ぜひ参考にしてみてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!