本記事はこんなお悩みをお持ちの方向け
・パーソナルトレーナーの離職率高いって本当なの?
・パーソナルトレーナーを退職する理由が知りたい
・パーソナルトレーナーって仕事きついの?
- パーソナルトレーナーの離職率事情を徹底暴露
- パーソナルトレーナーを退職する理由を解説【実体験あり】
- 離職率が低いパーソナルジムの特徴は?【優良ジムを見抜く】
- これからパーソナルトレーナーを目指す人が注意すべき3つのこと
本記事では、パーソナルトレーナーの離職率についての情報を徹底的に解説していきます。
結論から言うと、パーソナルトレーナーの離職率はかなり高いです。
離職率が高い理由や、離職率が低い優良パーソナルジムの特徴にも触れていきますので、これからパーソナルトレーナーを目指している人は必見です。
【プロフィール】
- 4年制体育大学卒業
- パーソナルジム入社⇨ブラック企業で疲弊
- パーソナルトレーナー転職成功⇨高待遇パーソナルジムへ
- 実体験をもとに「パーソナルトレーナーのリアル」運営
- 他の人では語れないパーソナルトレーナーのリアルな現実を暴露
確実にパーソナルトレーナーになりたい方はパーソナルトレーナースクールもあり
確実にパーソナルトレーナーになりたい方は、「パーソナルトレーナースクール」がおすすめです。
パーソナルトレーナースクールは資格の取得から就職まで徹底的にサポートしてくれるサービスのことで、今非常に人気があります。
以下の記事でおすすめのパーソナルトレーナースクールをまとめているので、ぜひあわせてご覧ください。
パーソナルトレーナーの離職率の真実を徹底暴露
この章ではパーソナルトレーナーの離職率のリアルをまとめていきます。
実体験をもとにしているため、かなり参考になる内容だと思います。
パーソナルトレーナーを辞めた実話
私は過去に、一度パーソナルトレーナーを辞めた経験があります。
ブラック企業と言えるようなパーソナルジムに入社⇨疲弊してトレーナーを辞めるまでの実話は、以下の記事でまとめています。当時のリアルな心境を語っていますので、気になる方はぜひご覧ください。
パーソナルトレーナーの離職率はジムによって大きく異なる
パーソナルトレーナーの離職率は、勤めているジムによって大きく異なります。
優良なパーソナルジムでは長い間働き、逆に会社規模が小さかったり待遇が良くないパーソナルジムでは頻繁に離職者がでます。
離職率が高いパーソナルジムには、以下のような特徴があることが多いです。
- 待遇が良くない
- キャリアアップのチャンスがない
- 会社の成長を感じられない・自分自身の成長が感じられない
- 魅力的なパーソナルジムではない
このようなパーソナルジムでは離職率は高い傾向にあります。
そのため、あなたがパーソナルトレーナーとして働く際には、優良のパーソナルジムへ入社できるかどうかが重要になります。
私の経験談
私自身、待遇が良くなく離職率が非常に高いパーソナルジムと、有名パーソナルジムのどちらも経験してきました。その2つの会社を比べてみると、離職率に大きな差がありました。
- 待遇が良くないパーソナルジムの退職者…年に5〜10人程度
- 有名パーソナルジムの退職者…年に1人いるかどうか
この経験からも、優良パーソナルジムでは長く働き、そうでないパーソナルジムでは短期間で辞めるということが多いと考えられます。
基本的にパーソナルトレーナーの離職率は高い
基本的に、パーソナルトレーナーは一般的なサラリーマンに比べて、離職率が高い傾向にあると言えるでしょう。
この理由は主に2つだと考えられます。
- 働き方のイメージの違い
- 年齢のイメージの違い
それぞれの理由についてまとめていきます。
働き方のイメージの違い
サラリーマンとパーソナルトレーナーでは、これからの働き方のイメージに違いがあることが多いと感じています。
具体的には以下の通り。
- サラリーマン…長期的にこの会社で働いていきたい。あわよくば定年まで働きたい。
- パーソナルトレーナー…将来的には独立したい。なるべく早く個人で活躍したい。
周りのトレーナーを見ていると、このようなイメージの違いを感じます。
年齢のイメージの違い
また年齢に関しても認識の違いがあると感じます。
- サラリーマン…歳をとっても問題ない。焦る必要はない。
- パーソナルトレーナー…若いうちでないと働けない。なるべく早く成功したい。
パーソナルトレーナーは若い人が多いため、このようなイメージを持っている人は多いです。
このように、働き方や年齢のイメージの違いによってパーソナルトレーナーの離職率は高くなっていると考えられます。
ちなみに年齢に関してですが、パーソナルトレーナーの仕事は今後も残っていくことが予想されます。
むしろ一般的なサラリーマンよりも今後は生き残りやすいと言える状況になってきています。
その理由は「AI」の進化によるものです。
詳しくは以下の記事で解説しています。パーソナルトレーナーの将来について心配がある方はご覧ください。
1社目に入社したパーソナルジムで、年に5〜10人辞めていった話
私が1社目に入社したパーソナルジムは、離職率が非常に高いジムでした。
理由はやはり待遇面や環境などが挙げられます。
私が1社目に入社したパーソナルジムの特徴
- 給料がとにかく安い(手取り16万円前後)
- パーソナルジムが魅力的でない(内装や器具がボロい)
- 試用期間が長い(1年以上)
- サービスの料金単価がとにかく安い(1回あたり3000〜4000円)
- 休日は基本、希望日に取れない
このように、待遇面や働く環境が良くないパーソナルジムでは、離職率が非常に高いです。
このパーソナルジムでは年に5〜10人が辞めていきました。
小さなパーソナルジムでスタッフ総人数が10人以下であったため、常に人が入れ代わりのような状態です。
このようなパーソナルジムに入社しないように、就職する際はしっかりそのジムが良いかどうかを調べていきましょう。
離職するのは、意外とポジティブな理由であることが多い
離職すると聞くと、マイナスなイメージを持つ方が多いと思います。
しかしパーソナルトレーナーの離職は、ポジティブな理由であることが多いです。
実際に私が以前勤めていたパーソナルジムで離職する人は以下のような人が多かったです。
- 地元でパーソナルジム開業をしたいと考えている
- 今のジムよりも待遇が良い優良パーソナルジムへ行く
- より専門的な知識を学ぶために専門学校に通う
このように、キャリアアップやスキルアップのために辞めていく人が多いです。
離職率が高いと聞くとマイナスなイメージを持つと思いますが、離職する理由は意外とポジティブです。
パーソナルトレーナーを退職する理由を解説【実体験あり】
勤めているパーソナルジムを辞める理由は、大きくわけて以下の4つです。
- より良いパーソナルジムへの入社を狙っている
- 独立・開業を狙っている
- 現在のパーソナルジムに不満を抱えている
- パーソナルトレーナー自体をやめようとしている
それぞれ見ていきましょう。
より良いパーソナルジムへの入社を狙っている
退職者の多くが、より良いパーソナルジムへの入社を狙っています。
実際に、有名なパーソナルジムでは待遇が良いことが多く、給料も全然違います。
またパーソナルトレーナー経験のある人は、転職の成功率も非常に上がります。
このような理由から、ジムを退職する人の多くがキャリアアップの転職を狙っています
私自身も、キャリアアップのために他のパーソナルジムへ転職しました。
パーソナルトレーナー経験があったため、書類選考や面接では非常にスムーズに合格することができました。
このように、パーソナルトレーナーは比較的他のジムへの転職もしやすいと言えるでしょう。
独立・開業を狙っている
独立・開業を狙っているトレーナーは非常に多いです。
なぜなら、パーソナルトレーナーは非常に独立・開業しやすいビジネスだからです。
店舗を作るにしても比較的安価に個室のジムを作ることができ、かつ維持費も基本的に家賃・光熱費しかかかりません。
またフリーで活動する場合、レンタルジムを活用することでリスクなしで独立できます。
このようにパーソナルトレーナーは個人で稼ぐことができるビジネスなので、退職者は独立・開業を狙っている人が多いです。
現在のパーソナルジムに不満を抱えている
今勤めているパーソナルジムに不満を抱えている人も多いです。
具体的には以下のような不満を抱えていることが多いです。
- 給料が安い
- 激務・長時間労働
- キャリアアップできない etc…
このように、現在のパーソナルジムに不満を抱えていて他のジムに就職したいという人が多いです。
激務になりやすいパーソナルジムは実は特徴があります。
以下の記事で激務になりやすいパーソナルジムの特徴を解説しているので、あわせてご覧ください。
パーソナルトレーナー自体をやめようとしている
パーソナルトレーナーという仕事自体をやめようとしている場合もあります。
特にパーソナルトレーナーは若いうちしかできないというイメージがあるため、早く将来についての選択をしようと考えている人が多いです。
このような人の多くがサラリーマンになる選択をします。
特にパーソナルトレーナーの仕事はカウンセリングをしたりコミュニケーションが必要なので、その後は営業職などで働く人が多い傾向にあります。
パーソナルトレーナーは何歳まで働ける?
結論、パーソナルトレーナーは歳を取っても働ける仕事です。若い人が働いているイメージが定着していて、歳を取ったら働けないと思っている人も多いですが、実際は40〜50代でもパーソナルトレーナーをしている人は多いです。
以下の記事でパーソナルトレーナーと年齢について解説していますので、心配な方は目を通してみてください。
離職率が低いパーソナルジムの特徴は?【優良ジムを見抜く】
一般的には離職率が高いパーソナルトレーナーという仕事ですが、離職率が低いジムもあります。
離職率が低いパーソナルジムの特徴は以下の通り。
- ネームバリューがある
- 店舗拡大していて会社の業績が良い
- サービスの料金単価が高い
- ジムの内観がきれい・モチベーションが上がる環境
- 労働環境が整っている【労働時間・給料etc…】
上記の内容を把握していれば、優良ジムを見抜くことができるようになります。
それぞれ解説していきます。
ネームバリューがある
ネームバリューがあるパーソナルジムは実績をあげている会社であるため、優良パーソナルジムであることが多いです。
そのため、離職率も低い傾向にあります。
またネームバリューのあるパーソナルジムは、パーソナルトレーナー自身もそこで働くことに憧れを持っていることが多いです。そういった要因からも離職率は低く、長く働いているトレーナーが多いと言えます。
店舗拡大していて会社の業績が良い
店舗拡大しているパーソナルジムでは、キャリアアップのチャンスがあります。
具体的には以下の通り。
- 新しい店舗の店長
- エリアマネージャー
- トレーナー育成担当 etc…
このように、その会社内でもキャリアアップのチャンスが生まれることで、離職率が下がります。
サービスの料金単価が高い
料金単価が高いパーソナルジムの離職率は低い傾向にあります。
その理由は、料金単価が高いと給料も上がりやすいからです。
パーソナルジムの売上は基本的にお客様の払ったお金が売上になります。
また1回あたりの料金単価によって「あなたの時給」は決まります。
例えば、1回のセッションで5,000円のジムと10,000円のジムでは、同じセッションをしていても10,000円のジムの方が売上も上がり、トレーナーに還元することができます。
このように、料金の単価によって給料が変わっていきます。
ジムの内観がきれい・モチベーションが上がる環境
勤めているパーソナルジムが魅力的かどうかも非常に重要です。
内装が綺麗だったり、自分が働きたいと思える環境は、働く上でモチベーションにつながります。
また勤めているパーソナルジムそのものが好きになれなかったら、お客様に営業するのも心が痛みます。
このような要因から、ジムが魅力的かどうかというポイントも離職率につながっていきます。
労働環境が整っている【労働時間・給料etc…】
労働環境が整っているということもとても大事です。
- 残業は基本ない
- 給料はある程度満足している
- スタッフの雰囲気は良い
このような労働環境なら、トレーナーは長くそのジムで働き、離職率は低くなります。
そのため、労働環境が良いかどうかも離職率に関わっていきます。
この章では優良パーソナルジムを見極める方法を解説しました。
一方で、ブラック企業のパーソナルジムを見極める方法については、以下の記事でより詳しくまとめています。
これから求人情報を調べていきたい方はぜひ目を通しておいてください。
これからパーソナルトレーナーを目指す人が注意すべき3つのこと
ここまで、パーソナルトレーナーは離職率が高いということを解説していきましたが、これからパーソナルトレーナーを目指す人はどのようなことを注意したら良いでしょうか?
結論、以下の3つのポイントに注意してもらいたいです。
- パーソナルトレーナーの就職先をできるだけ妥協しない
- パーソナルトレーナーの仕事のきついところを理解する
- しっかりスキルを身につけて就活に活かす【資格・指導経験etc…】
この内容は、自分がこれまでトレーナーとして働き、失敗した経験などをもとに、過去の自分に向けてまとめました。
これからパーソナルトレーナーを目指す人は参考になるはずです。
それぞれチェックしていきましょう。
パーソナルトレーナーの就職先をできるだけ妥協しない
これからパーソナルトレーナーになりたい方は、就職先を妥協しないようにしましょう。
未経験から就職・転職をする際は、なかなか採用されないという期間があると思います。
しかし私の過去の実体験から、そのように苦戦している方でもできるだけ粘って就活を頑張ってほしいと思っています。
私の実体験
私自身も未経験からパーソナルトレーナーになる時は非常に苦戦しました。書類選考でもなかなか通らず、非常に厳しい状況でした。
そのようなとき、1社だけ1度の面接であっさり採用が決まりました。
私は就活自体に疲れていたので、「あまり魅力的ではないジムだけど、まあいいか」という気持ちで入社しました。
その結果、そのジムは待遇が良くないいわゆるブラック企業でした。
このような経験をし、私は後悔しました。
このように、妥協して入社を決めてしまうのはおすすめできません。
そのため、できるだけ「自分が入りたい・魅力的だ」と思っているパーソナルジムに入社できるように粘り強く頑張っていきましょう。
パーソナルトレーナーの仕事のきついところを理解する
パーソナルトレーナーと聞くと、好きなことを仕事にしているキラキラしたイメージを持っている方も多いでしょう。
実際自分の好きなことを職業にしているため、他の仕事よりも楽しいポイントが多いです。
とはいえ、パーソナルトレーナーの仕事にもきついことはあります。
きついことを理解しておかないと、「思っていた仕事と違った…。」ということになりかねません。
パーソナルトレーナーの仕事のきついことは、主に以下の7つです。
- コミュニケーションに頭を使うため疲弊する
- 給料はパーソナルジムによって差がある
- お盆休みや年末年始の休みが少ない
- 体験トレーニングのプレッシャーがある
- ジムによっては長時間労働を強いられる
- 食事指導は時間外労働になることが多い
- 早番・遅番と勤務時間が変わるため、生活リズムが整わない
しっかりスキルを身につけて就活に活かす【資格・指導経験etc…】
パーソナルトレーナーになるためには、資格や指導経験などのスキルがあると非常に有利です。
特に資格の有無は、書類選考の時に重要な要素になります。
私自身も、最初パーソナルトレーナーの就活を行っていた時は資格を持っていませんでした。
そのため、ほとんどのジムで書類選考の際に落とされました。
最近ではパーソナルトレーナーを目指す人が増え、資格の重要性が増してきています。
そのため、まだ資格を取得していない人は資格の勉強からスタートしてみましょう。
おすすめの資格は、「NSCA-CPT」か「NESTA-PFT」という資格です。
おすすめの資格については以下の記事で詳しくまとめています。
スキルや経験を身につけたい方はパーソナルトレーナースクールもおすすめ
完全未経験からパーソナルトレーナーになりたい人の中には、
- 1人で0から資格の勉強はハードルが高い…。
- 実技などやったことがないから不安…。
という方も多いと思います。
そんな方には、「パーソナルトレーナースクール」というサービスもおすすめです。
パーソナルトレーナースクールに通えば、「資格取得」「就職」の2つが達成できます。
どちらも成功率100%の実績があるスクールも多数あるのでチェックしてみましょう。
詳しくは以下の記事にまとめています。
まとめ:離職率は高いが、ネガティブなことではない
今回は以上にします。
本記事ではパーソナルトレーナーの離職率についてまとめていきました。
そのため、これからパーソナルトレーナーになりたい人はあまり心配しなくても良いと言えるでしょう。
ぜひ参考にしてみてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!