本記事はこんなお悩みをお持ちの方向け
・NSCA-CSCSってどんな資格なの?
・NSCA-CSCSを取得しようか迷っている
・NSCA-CSCSについて詳しく知りたい
本記事では、NSCA-CSCSについて詳しく知りたい方向けに、NSCA-CSCSの難易度・費用などの情報を総まとめしていきます。
NSCA-CSCSに興味がある人は、必ず目を通しておきましょう!
おすすめのパーソナルトレーナーの資格について詳しく知りたい方は、以下の記事が参考になります。
気になる方は、あわせてご覧ください。
未経験からパーソナルトレーナー資格を取得したい人は「パーソナルトレーナー養成スクール」がおすすめ
パーソナルトレーナー養成スクールには、以下のようなメリットがあります。
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パーソナルトレーナー資格「NSCA-CSCS」とは?
NSCA-CSCS(National Strength and Conditioning Association – Certified Strength and Conditioning Specialist)は、アスレティックパフォーマンスを向上させるためのトレーニングプログラムの設計や指導ができる、高度な知識と技術を持ったパーソナルトレーナーを認定する国際資格です。
この資格は、特に競技力向上を目指すアスリートのトレーニングに特化しており、科学的根拠に基づいた運動プログラムの開発能力が求められます。
資格取得には、運動学、生理学、栄養学などの広範な知識が必要で、厳しい試験に合格する必要があります。
CSCSは、スポーツチームのコンディショニングコーチや、個々のアスリートのパーソナルトレーナーとして、その専門性を活かすことができます。
NSCA-CSCSは、スポーツアスリート指導向けのパーソナルトレーナー資格です。
NSCA-CSCSを取得するメリット・デメリット
- アスリート向けのトレーニング指導ができるようになる
- 専門性をアピールできる
- レベルの高い専門知識を身につけることができる
- 難易度が高い
- 資格取得後、3年に1回更新する必要がある
メリット1:アスリート向けのトレーニング指導ができるようになる
NSCA-CSCSは、スポーツに携わるトレーナーやコーチ向けの資格です。
そのため、NSCA-CSCSを取得すると、スポーツの現場で活躍するアスリートのトレーニング指導ができるようになります。
具体的な内容としては、ケガの予防やスポーツパフォーマンス向上を目的としたプログラムの作成、コンディショニングなどがあげられます。
スポーツの現場でトレーナー活動をしたい人はNSCA-CSCSの取得を目指すのがおすすめです。
メリット2:専門性をアピールできる
NSCA-CSCSを持っていると、高い専門性をアピールすることができます。
NSCA-CSCSはトレーナー資格の中でも特にレベルの高い資格であり、認知度も非常に高いです。
そのため、NSCA-CSCSを持っていると就職・転職の際にかなり有利になります。
NSCAの資格は、以下の2種類があります。
- NSCA-CPT
- NSCA-CSCS
この2つの資格を比較すると、NSCA-CSCSはNSCA-CPTよりも合格率が低く、難易度が高いため、NSCA-CPTの上位互換とも言える資格です。
NSCA-CSCSは、NSCAの資格の中で最もレベルの高い資格です。
さらにNSCA自体の人気もあり、広く認知されているため、どこへ行っても専門性を評価してもらうことができるでしょう。
メリット3:レベルの高い専門知識を身につけることができる
NSCA-CSCSを取得すると、レベルの高い知識が身につき、自信がつくというメリットがあります。
NSCA-CSCSの内容は、一般的なトレーナー資格よりも難易度が高いです。
そのため、普通のパーソナルトレーナーよりも専門性の高い知識が身につきます。
「クライアントに自信を持って指導できるようになりたい」「より専門的な内容を教えてあげたい」と考えている方にNSCA-CSCSはおすすめです。
デメリット1:難易度が高い
NSCA-CSCSは、難易度が高いというデメリットがあります。
NSCA-CSCSの合格率は約50%で、おおよそ半数が試験に落ちていることがわかります。
さらに難易度が高いため、学習期間が長くなってしまいます。
NSCA-CSCSはレベルの高い資格であるため、取得できると様々なメリットがありますが、取得するハードルが高いことも理解しておきましょう。
NSCA-CSCSは取得が難しいため、以下のような人にはおすすめしません。
・まだパーソナルトレーナー資格を持っていない人
・なるべく早くトレーナー資格が取りたい人
上記のような人は、比較的難易度が低く、人気のある資格「NSCA-CPT」「NESTA-PFT」などから選ぶのがおすすめです。
デメリット2:資格取得後、3年に1回更新する必要がある
パーソナルトレーナー資格の多くは、定期的に資格の更新をする必要があります。
NSCA-CSCSの場合は、3年に1度更新の手続きを行う必要があります。
更新の際に、手間や費用がかかるということがパーソナルトレーナー資格のデメリットだと言えるでしょう。
NSCA-CSCSの資格認定条件
NSCA-CSCSの詳細 | |
---|---|
取得条件 | ・NSCAジャパン会員である ・学位(学士・修士・博士)取得者、または高度専門士の称号の保持者 ・有効なCPR/AEDの認定者 ・CSCS認定試験 基礎科学セクションに合格 ・CSCS認定試験 実践/応用セクションに合格 |
NSCA-CSCSを取得するのにかかる費用
NSCA-CSCSの詳細 | |
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取得条件 | ・NSCAジャパン会員である ・学位(学士・修士・博士)取得者、または高度専門士の称号の保持者 ・有効なCPR/AEDの認定者 ・CSCS認定試験 基礎科学セクションに合格 ・CSCS認定試験 実践/応用セクションに合格 |
費用 | 受験料:50,200円 (1セクションのみの再受験料は34,000円) 会員費用:13,200円 教材費 ・公式教科書 11,880円(税込) ・公式問題集セット 10,890円(税込) 合計:86,170円(税込) |
- NSCA-CPTと同様に、資格を取得し、その資格を更新するためにはNSCAジャパンの会員である必要があります。こちらの年会費は13,200円 (税込)になります。
- 教材は2つ「公式教科書」「公式問題集セット」があります。こちら2つ合わせて22,770円になります。
- 受験料は50,200円です。
- また、NSCA-CSCSでは「基礎科学セクション」と「実践/応用セクション」という2つのセクションを合格する必要があります。
- 1セクションのみ合格した場合は、もう片方のセクションのみを受験することができます。1セクションのみの再受験は34,000円がかかります。この料金は、合格日から1年以内に受けることで適応されます。
- 受験のキャンセルの申請をした場合は、受験料から、受験料の50%の違約金と事務手数料1,080円を差し引いた24,000円が返金されます。キャンセルには料金がかかってしまうため、キャンセルしないようにしましょう。また1セクションの返金額は15,900円です。
- キャンセルの申請は受験期間が終了する1週間前までです。この期間が過ぎてしまうと返金もされないため、注意しましょう。
NSCA-CSCSと、他のパーソナルトレーナー資格の費用を比較したいという方は、以下の記事が参考になります。
NSCA-CSCSの難易度【問題形式・出題範囲】
NSCA-CSCSの合格率と難易度【2022年度公式情報】
NSCA-CSCSの詳細 | |
---|---|
難易度 | 難しい |
合格率 | 約50%(公式情報) |
必要学習期間 | 目安9ヶ月〜1年程度 |
費用 | 教材費込み 86,170円(税込) |
問題数・問題形式 | NSCA-CSCSでは「基礎科学セクション」「実践/応用セクション」の2種類の試験を受ける ・基礎科学セクション 全80問 ・実技/応用セクション 全110問 ・3つの選択肢から解答を選ぶ3択式 |
合格基準 | 基礎科学セクション:全80問 7割(56問)以上正解で合格 実技/応用セクション:全110問 7割(77問)以上正解で合格 |
試験時間 | 基礎科学セクション:1時間30分 実践/応用セクション:2時間30分 |
NSCA-CSCSと、他のパーソナルトレーナー資格の難易度を比較したいという方は、以下の記事が参考になります。
NSCA-CSCSの出題範囲
基礎科学セクション
分野 | 問題配分 | 問題数 |
---|---|---|
エクササイズサイエンス | 55% | 44問 |
スポーツ心理学 | 24% | 19問 |
栄養学 | 21% | 17問 |
ノンスコアード問題 | 点数に含まない | 15問 |
合計 | 100% | 95問 |
実践/応用セクション
分野 | 問題配分 | 問題数 |
---|---|---|
エクササイズテクニック | 36% | 40問 |
プログラムデザイン | 35% | 38問 |
組織と運営 | 11% | 12問 |
テストと評価 | 18% | 20問 |
ノンスコアード問題 | 点数に含まない | 15問 |
合計 | 100% | 125問 |
NSCA-CSCSはどんな人におすすめ?
- アスリートのトレーニング指導に携わりたい人
- トレーナーとしての活動の幅を広げたい人
- より高い専門性を身につけたい人
アスリートのトレーニング指導に携わりたい人
スポーツアスリートのトレーニング指導がしたい人は、NSCA-CSCSを取得するのがおすすめです。
NSCA-CSCSはまさにスポーツアスリートを指導するための資格です。
NSCA-CSCSを取得していれば、スポーツトレーナーの就職・転職の際に非常に有利になるため、スポーツアスリートを指導したい人は取得を目指してみるのが良いでしょう。
トレーナーとしての活動の幅を広げたい人
一般の人のトレーニング指導、スポーツアスリートのトレーニング指導どちらもできるようになりたい人は、NSCA-CSCSの取得を目指すのがおすすめです。
NSCA-CSCSなら、一般のパーソナルトレーニングとアスリートのトレーニング両方の指導ができるようになります。
どちらのトレーニング指導もできるトレーナーは少ないため、希少価値の高い人材になることができます。
より高い専門性を身につけたい人
より高い専門性を身につけたい人にNSCA-CSCSはおすすめです。
NSCA-CSCSを持っていれば、高い専門性があることの証明になり、他のトレーナーと差をつけることができます。
また、専門性を身につけることで、より良いトレーニング指導を提供することができるようになります。
トレーニングに関する学習が好きで、専門性を身につけたい人は、NSCA-CSCSに挑戦してみるのが良いでしょう。
まとめ:NSCA-CSCSはアスリート指導向けの資格
今回は以上にします。
ここまで解説してきたように、NSCA-CSCSはスポーツアスリート向けの資格です。
資格の難易度も高いため、取得することができれば、自分の専門性をアピールすることができるでしょう。
しかし、取得する難易度が高いというデメリットもあります。
そのため、まだ資格を持っていないという方は、比較的難易度が易しく取得しやすいNSCA-CPTやNESTA-PFTを選ぶのが良いでしょう。
ぜひ参考にしてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!